純ドメ日本人のシンガポールMBA

入社当時TOEIC440点だった純ドメ日本人が、NUS(シンガポール国立大学)のMBAにチャレンジします

IELTS攻略 - Speaking対策

ここでは、IELTSのSpeakingセクションへ向けて私が実施した対策を記載します。
私のSpeakingの最終スコアは7.0でした。
まず、試験概要について振り返ります。

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試験時間:約15分
形式:ネイティブのとの対話形式
概要:Part1 一般的なテーマ(出身、住居、趣味などについて)
Part2 与えられたトピックに関しての1~2分のスピーチ
Part3 Part2のテーマに関する

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以下の記事でも書いた通り、Speakingが最もTOEFLと異なるセクションであり、対策も大きく異なるかと思います。

上記の通りIELTSのSpeakingテストはネイティブとの対面での試験となります。
それゆえに、私は大きく分けて以下の二つの対策を実施しました。

<1>ベースとなる英会話力の底上げ
<2>IELTS固有の対策

もちろん固有の対策も必要ですが、試験を円滑に進めるためにはある程度の英会話力は必須です。
また、この対策は後々のインタビュー対策やひいては実際の留学先の授業でも活きてきますので長期的に見ても重要なプロセスかと思います。
以下、詳細です。

<1>ベースとなる英会話力の底上げ
私は当初Skypeでの英会話に抵抗があり、またネイティブとの対面での会話を楽しみたかったのでカフェ英会話を利用していました。
カフェ英会話とは、家や職場の近くのカフェでネイティブ(でないこともありますが)と1対1で会話するというものです。
私はEREV英会話スクール(http://www.erev.jp/)というところを利用していました。
-カフェ英会話のメリット
・英会話スクールに比べ安価(2,400円/時間)
・講師と直接スケジュール調整するので、柔軟な対応が可能
・1:1なのでグループレッスンと比べ長時間話せる
-カフェ英会話のデメリット
・講師の質のバラツキが大きい(ただし無料でチェンジ可)
・周りに日本人がいるカフェで英語を話す気恥ずかしさ(すぐ慣れましたが

私はEREVでイギリスネイティブの方と1時間/週やっていました。
おかげで、英会話に対する抵抗はだいぶ薄れたと思います。
ただし、今であればDMMやレアジョブに代表されるSkype英会話を選ぶ、もしくは併用します。
私はインタビュー対策としてレアジョブを利用し始めましたが、フィリピン人とはいえ最近では発音もほとんど問題なく、やはり5,800円/月で毎日25分英会話ができるというのは大きな魅力です。

いずれにせよ、どちらも無料の体験レッスンがありますので、まずは試してみることをおすすめします!

<2>IELTS固有の対策
上記のカフェ英会話やレアジョブなどの活用によって基礎的な英会話力の向上を図ることができるかと思いますが、それだけではIELTS対策としては不十分でした。
私の場合、Task1の質疑応答についてはおおむね問題なく回答できたのですが、Part2の2分間スピーチがうまくいかないことが多かったので、まずこの部分に注力しました。
具体的には、①高得点を取るための必要条件を把握し、②頻出の質問に対してある程度回答を準備し、③それを実践練習しました。
実践の場が必要だったこともあり、私はAGOSのSpeaking Coreというコースを受講後、試験直前にはSI-UKという塾で教わりました。
※どちらもIELTS専任の講師がいます
私の場合は諸事情により二つの塾を使用しましたが、基本的に片方だけで問題ないと思います。

①高得点を取るための必要条件を把握
Part2で点数を取るためのテクニックとして、例えば以下のようなものが挙げられます。
・2分間(少なくとも1分半以上)話しきる
・多様な文法を使う
⇒私の場合は、現在完了、比較級、最大級、仮定法を使うと決めていました
・ネイティブっぽい言い回しを含める
⇒"relax"を"chill out"、"very expensive"を"a bit steep"、"I enjoy~"を"I get a kick out of~"などといったものです。
・あ~、え~などと言わず、buying time phrase("let me see~"、"It's really interesting question."、"I have never thought about it before, but~")などを使う

②頻出の質問に対してある程度回答を準備
③それを実践練習
Part2では以下のようなトピックカードを渡されます。

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私は、講師に頻出のものを10個ほどピックアップしてもらい、1レッスンごとに二つずつ回答をある程度準備していき実践していました。
実践時、少なくとも2回繰り返すこと、録音し後でチェックすることも大事です。
また、大量のトピックを一つにまとめた紙を作り、眺めながらどんなことを回答しようか考えたりもしました。

テスト当日に練習したトピックが出れば儲けものですし、そうでない場合もある程度強引に練習したトピックのストーリーに持っていくことが可能ですので、有効な学習手段でした。

 

改めてまとめると、まずベースとなる英会話力を底上げし、続けてIELTS固有の対策をすることが私の実施した学習です。当たり前のことではありますが、上記を継続することが一番の近道のような気がしました。