純ドメ日本人のシンガポールMBA

入社当時TOEIC440点だった純ドメ日本人が、NUS(シンガポール国立大学)のMBAにチャレンジします

MBA出願に必要なモノ。これさえそろえば出願できる!

ビジネススクールに出願するためには、主に以下のものが必要となります。

もちろん“諦めない意思”とか“超長時間勉強する覚悟”とか、
そういった強いマインドは不可欠ですが、
とりあえず必要な“モノ”としては以下の通りです。
スクールによって多少異なる場合はありますが、多くのスクールは以下の通りです。

 

①GMAT(or GRE)のスコア

詳細はGMATの記事(※後日作成予定)にて記載しますが、ほとんどのビジネススクールで求められる共通テストです。

Verbal(英語力:75分)、Quantitative(数学:75分)、
Analytical Writing Assessment(ライティング :30分)、
Integrated Reasoning(論理思考:30分)の

4つのセクションからなるコンピューターテストです。
ネイティブも共通で受けるテストなので非常に難しく、多くの日本人が苦しめられるテストです。
僕にとっての最大の壁であり、二度と受けたくないテストです。笑
ざっくりとした指標ですが、アメリカのTOP校であれば700点前後、
中堅校で650点前後、アジアMBAでは600点前後が必要かと思います。
GMATではなくGREという同系統のテストでの出願も可能ですが、
GMATの方がメジャーで出願可能なスクールも多いです。

 

TOEFL or IELTSのスコア

非ネイティブに必要とされる、英語力をはかるテストです。
どちらもListening、Reading、Writing、Speakingの4セクションからなります。
TOEFLの方が有名かと思いますが、私はIELTSを受験しましたし、
個人的にはIELTSを断然オススメします!
詳細は以下の記事をご参照ください。

IELTS攻略 IELTS vs TOEFL - 純ドメ日本人のシンガポールMBA

 

 ③Essay(エッセイ)

イメージとしては就活の際に書くエントリーシートが近いかと思います。
質問内容はスクールによって様々ですが、

 ・なぜMBAが必要?

MBA取得後の短期、及び長期の目標は?

・なぜ○○スクールか?

・○○スクールにどんな貢献ができるか?

・あなたの職歴で最大の成功は?

 などがよく問われます。なかには
「あなたが経験した倫理的ジレンマとそれをどう解決したかを記述しなさい」
などの答えづらい質問もあったりします。
word数は設問一つにつき300~800wordsほど、
設問数は1~4つほどが多いかと思います。
詳細は“Essayについて”(※後日作成予定)をご参照ください。

 

④推薦状

多くの学校で2通の推薦状を必要とします。
特に私費留学生が苦労するポイントの一つかと思います。
会社の上司に頼むケースが多いかと思いますが、必ずしもそうである必要はありません。
大学教授やクライアントに頼む場合もあるようです。
ですが、あくまでMBAは経営者を育成するのが基本なので、
ビジネスに関連した推薦状が少なくとも1通は必須です。

 

⑤GPA(Grade Point Average)

いわゆる、大学の全成績を数値化したものです。
日本ではあまりメジャーではありませんが、欧米の大学では一般的に使われているようです。
0~4.0で表されるもので、MBA出願には3.0は欲しいところです。
ちなみに私のGPAは3.1だったので、MBA出願においては可もなく不可もなくといったところでしょうか。
まさか大学の成績が関わってくるとは思っていなかったので、計算するときはドキドキしました。笑
詳細は“GPAについて”(※後日作成予定)をご参照ください。

⑥Resume(CV)

いわゆる履歴書です。ResumeとCVは細かな違いはあるようですが、MBA出願においては同じものと考えて大丈夫です。
原則A4一枚で、自身の職歴や実績、学歴、その他の経験を記載します。
単に経歴を羅列するだけでなく、「〇〇のビジネスを作り上げた」、「〇人をマネジメントして△△の成果を上げた」などというように、かなりアピール要素が強いものです。
良いResumeを作るにはそれなりの時間がかかりますので、早めに着手することをオススメします。

 

⑦2年以上の実務経験

学校によって多少差はあるようですが、多くが2年以上の実務経験を求めます。
ちなみにNUSビジネススクールの学生の平均実務経験は5年となっています。
私の場合は8年ですが、日本人の平均は全体の平均よりは高めのようです。
このあたりも、日本の問題点なのですが…それはまた別の場所で。笑

⑧Interview

面接です。
上記①~⑦をそろえ出願した後で、short-list(最終候補者)に選抜されると、学校からInterviewのオファーをもらいます。
Interviewの方法は主に「現地でのface-to-face」、「Skype」、「電話」の3つがあります。
私は第一志望であるNUSはシンガポールまで行きInterviewを受け、
その他の学校はSkypeでのInterviewを受けました。
純ドメ日本人にとっては、Skypeや電話ですと相手の質問が上手く聴き取れなかったり、相手の表情が読み取れなかったりするリスクがあります。
個人的には第一志望に関してはキャンパスビジットも兼ねて現地でのInterviewをオススメします。
最近ですと、グループディスカッションを導入している学校もあるようです。
私が出願した6校ではそういったものはなかったので詳しいところは分かりません。

詳細は“Interview対策について”(※後日作成予定)をご参照ください。

 

また、上記以外にも「卒業証明書」や「成績証明書」、「給与証明書」、「Financial Support Document(授業料を払えるという証明)」などが必要になってくるケースがありますので、志望校のRequiremnt(出願必要条件)は早めに確認しておくことをオススメします。
私は上記の書類集めが直前となってしまい、かなり慌てたので、各書類の入手方法も早めに確認しておきましょう。

 

現在ではほとんどの学校がOnline Applicationとなっていますが、これがなかなか手間取りますので、くどいようですが早めの着手をオススメします。